高円宮杯 第21回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 決勝トーナメント準々決勝
FC東京U-18 vs コンサドーレ札幌U-18
(ひたちなか市総合運動公園陸上競技場)
2 - 0
▼得点者:武藤 嘉紀(56分)、佐々木 陽次(60分)
●出場メンバー
GK:16,三浦 龍輝
DF:4,廣木 雄磨、5,小林 聖弥、3,松藤 正伸、22,村松 知稀
MF:10,佐々木 陽次、15,橋本 拳人、18,江口 貴俊、7,武藤 嘉紀
FW:9,前岡 信吾、11,秋岡 活哉
[リザーブ]
GK:1,石田 昇平
DF:2,永井 あとむ、13,石原 良将
MF:8,奥村 一誠、17,岩木 慎也、24,野沢 英之、28,二瓶 翼
●試合ダイジェスト
高円宮杯 第21回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 決勝トーナメント準々決勝の相手はコンサドーレ札幌U-18。少し風があり動きやすい陽気の中、13:20キックオフで試合は始まった。
本日のスタメン
昨年、この準々決勝で敗れているだけに、今年はここを乗り越えたいと選手は意気込んで臨んだこの試合。
試合序盤は長いボールから試合に入り、そのこぼれ球を拾って攻撃に出る。
すると7分、秋岡が前線からプレスをかけてボールを奪って自ら持ち運ぶと、相手GKが出てきたところでタイミングをずらしてボールを流し込むとGKは抜けるも、ボールに勢いがなくカバーに入った相手DFにクリアされてしまう。
15分には、中央の橋本から左サイドの村松にボールが渡ると、村松のアーリークロスは勢い良く走りこんだ前岡の頭に合うも、前岡のヘディングシュートは相手DFに身体を寄せられて上手くコントロールできずに枠を捉えられない。
ここまで、早めの長いボールからこぼれ球を拾っての2次攻撃を見せ、相手ボールになると素早い切り替えと橋本の素早いチェックで攻撃を遅らせるという、思い通りのディフェンスを見せる。
中盤で相手の攻撃の芽を摘み続けた橋本と鋭い出足でのディフェンスとチームを牽引した松藤
20分には、佐々木が迫力あるプレスで1人でボールを奪うと、そのまま持ち運んで併走していた武藤へパス。武藤はワントラップしてシュートするが、ここは相手DFにブロックされコーナーキック。ここからこぼれ球を拾って連続してセットプレーを得るも活かせないでいると26分にも、右サイドを秋岡が突破してクロスからコーナーキックを得るが、これも活かせない。
直後には中央の橋本→佐々木→右の廣木と渡り、廣木のアーリークロスに武藤が競り勝つもミートせずに枠を捉えられない。逆に31分にはカウンターを受けるが、村松の落ち着いた対応と相手のクロスにはGK三浦の積極的な飛び出しで阻止。
この時間帯、相手に攻め込まれて、ボールを奪っても、そのボールを簡単に相手に渡してしまい相手の時間が続くがDFラインが落ち着いて対応し、ボールへの素早い寄せと強さで相手に自由にやらせない。
しかし36分には、左サイドへの裏へのボールにGK三浦が飛び出すと1歩先に相手に奪われてピンチ。しかし、相手のシュートは、カバーに入ったDFがクリアしてピンチを逃れる。直後には、抜ければGK三浦と1対1というスルーパスを、村松が懸命に足を伸ばしてこれを阻止。
逆に39分には、左サイドで村松から武藤に渡って深い位置まで持ち運んで再び村松へパス。村松のクロスはクリアされるがこぼれ球を、橋本がダイレクトで強烈なシュートを放つが枠を捉えられない。直後には、GK三浦からのロングフィードが流れると、武藤が拾って右サイドにフリーとなった江口にパスを出すが相手DFに阻止される。前半はなかなか自分達のペースを握れないものの、そのまま0-0で折り返す。
後半開始早々、左サイド・村松から前方の武藤と渡り中央の前岡がポストとなり秋岡へ。秋岡は縦に突破してクロスを送ると、江口が走りこむがわずかに合わない。
続いて52分には、橋本が中盤でボールを奪って廣木にパスすると、廣木はアーリークロスを送るも中の選手には合わない。54分には、ファーへのコーナーキックから前岡が折り返したボールを松藤がボレーシュートを放つが、相手GKのファインセーブにあいゴールならず。
迎えた57分、右サイドにボールが展開されると、江口のクロスを秋岡が胸でトラップしたところに走りこんだ武藤が豪快に右足でゴールに突き刺し、待望の先制点を奪う。
貴重な先制点を挙げた武藤
これで勢いに乗ると61分には、橋本が素早い切り替えでボールを奪い、左サイドで武藤→秋岡とボールを動かして最後は村松が相手DF裏にやわらかいボールを送る。これを相手DFがクリアミスすると、江口が飛び出した相手GKより1歩早くボールへ追いつきヒールパス。ここに走りこんだ佐々木が、確実にゴールに流し込み2点目をゲット。相手DFが立て直す前に追加点を奪うことに成功する。
豊富な運動量をみせ攻撃の起点となると共に2点目を奪った佐々木
2点のリードを奪った東京は、素早い切り替えでプレスをかけ相手の攻撃を遅らせて、その間に他の選手が戻ってしっかりとしたブロックを組んでバイタルエリアを固める。
得点後控え選手と共に喜び合う選手たち
64分には、ボールを奪ってからのスピードある攻撃を見せる。中央から武藤が持ち運ぶと右の秋岡へ。秋岡から更にその外を上がってきた江口にパスが通ると、江口はトラップで中に持ち替え、左足でシュートを放つが相手GKの好セーブに得点ならず。
67分には、コーナーキックに二アに走りこんだ秋岡が頭で逸らすと、これがゴールに向かっていくがカバーしていた相手DFに阻まれる。こぼれた所を前岡と佐々木が反応して詰めるが、お互いが重なってしまい上手くミートせず、相手GKへ。73分には、コーナーキックに武藤がフリーで豪快にヘディングシュートを放つが、相手GKの正面でパンチングで逃れられる。
逆に76分には、カウンターからDFの裏を突かれてフリーでシュートを打たれるが、GK三浦が素晴らしい反応で阻止。直後には、中央から左サイドに相手DFに囲まれながらも粘って江口が持ち運ぶとフォローにきた村松へパス。村松の送ったクロスが流れるとフリーで待っていた前岡に渡りシュートを放つが、これはわずかにゴール左に外れる。
その後、前岡、秋岡、佐々木、江口、武藤と前線の選手の足は最後まで止ることなく、全力で前線からボールを追い続ける姿勢を見せ、橋本は終始素早いチェックでファーストディフェンダーとして相手の攻撃の芽を摘み、DFラインの4人は集中力を切らさず対人の強さを見せ付け、GK三浦はコーチングの声を出し続け身体を張ってゴールに鍵をかけ、相手にチャンスを与えない。
そして、そのまま2-0で試合終了。見事な勝利で準決勝に駒を進みました。
本日も熱い声援誠にありがとうございました。
[次試合]
高円宮杯 第21回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 準決勝 10/9(土)14:30キックオフvs三菱養和SCユース@国立競技場