【再掲】
※「FAIR SUPPORT FOR ALL BY ALL」VTRが閲覧できることとなりました。
<参考 今後の啓発活動>の欄をご確認ください。

<今回の人種差別行為について>
このたび、横浜F・マリノスのサポーターによる差別的行為に対して、Jリーグはけん責(始末書を取り、将来を戒める)および制裁金500万円という制裁を科しました。
試合中に相手チームの選手に対しバナナを掲げ、振った挑発行為は、国際社会では人種差別を象徴する許され難い行為であり、実行者もそのことを意識していた「人種差別行為」と言えます。
<人権問題とは>
「すべての人々が生命と自由を確保し、それぞれの幸福を追求する権利」あるいは「人間が人間らしく生きる権利で、生まれながらに持つ権利」で、国政・人種・性別・年齢・障害のあるなしにかかわらず、すべての人が持っているものです。
<事例共有>
2011年8月に、ベルギーのゲルミナルのサポーターが川島選手を「カワシマ、フクシマ!」と挑発。東日本大震災に見舞われた福島を揶揄するようなチャントに激怒した川島選手はファンと審判にも抗議しました。大きな被害にあって今も日本全体で頑張っている時に、それをダシに使われるのだけは許せなかったと、川島選手は試合後のロッカールームで涙を流したそうです。
<3つのフェアプレーに対するチェアマンメッセージ>
みなさまには、スタジアムの内外において、日頃よりJクラブや選手たちの応援・サポートを通じてJリーグを盛り上げていただき誠にありがとうございます。私たちは、安心かつ安全で快適、そして年齢・性別・国籍などの区別なく誰もが夢を見て、楽しめるJリーグでありたいと考えています。このような考え方に基づき、Jリーグのスタジアム内外における掲示物等のメッセージは、それに触れる方々が共感し、感動できるものにしましょう。Jリーグを、『世界で一番フェアでオープンなリーグ』にしていきましょう。
どの行為が差別的であるかということに関しては、さまざまな受け止め方があると思います。しかし大切なことは、その行為を行った側がどういう考えに基づいていたのかということではなく、受け手がどのように感じたかということに目を向けるべきであると思っています。
<FC東京としてのお願い>
FC東京はこのたび、「FAIR SUPPORT FOR ALL BY ALL」をキーメッセージに、差別や挑発・迷惑行為の根絶に取り組むことといたしました。
ファン・サポーターのみなさまにおかれましても、この考え方をよく理解し、模範となるファン・サポーターとして世界に誇れるような言動をお取りいただくようお願い申し上げます。
また、スタジアム内外においてこのような掲示物・行為に対しては、ファン・サポーターのみなさまにもぜひご協力いただき、情報提供いただきますようお願い申し上げます。
<参考 今後の啓発活動>
・啓発ビデオを制作し、大型映像機などで放映。
※YoutubeFC東京公式チャンネルにて「FAIR SUPPORT FOR ALL BY ALL」をご覧いただけます。
【URL】https://www.youtube.com/watch?v=iE9aLTPJkdo&list=UULJKr657ObLq2tK2exhQJ_A
・啓発ポスターを制作し、スタジアム内外に掲出。
・ファン・サポーターといっしょになって活動を進めるために、ホームゲーム時に人権研修を実施。
2014年9月10日
FC東京 阿久根 謙司