みなさま、こんにちは。ファシリティ事業部の荻原です。
先日、某テーブルウェアのイベントを観てきました。スポーツイベントばかりではなく、たまには違うジャンルのイベントも刺激になるかもと思ったのです。FC東京もまだ存在しなかった、20年以上前には行ったことがあったのですが、新鮮でした。
解説無用でしょうが、テーブルウェア(Tableware)とは、食卓に食べ物や飲み物を供するために使う食器類です。有料のイベント(ウチのホーム自由席より200円安い程度)にも関わらず、近年では25万人以上が来場すると言われています。
全国の窯元やメーカーが出品している物販コーナーと、テーブルウェアコンテストの応募&受賞作を飾る展示コーナーがあります。
皿、カップ、カトラリー、茶碗、汁椀、箸・・・・私は正直言って、よく分かりません。有田焼、多治見焼、波佐見焼、笠間に益子・・・・ええ、区別つきません。ウェッジウッド、ロイヤルドルトン、ノリタケ・・・・ええ、区別つきません。
お客様はプロっぽいオヤジやお兄ちゃんも散見されますが、女性が圧倒的です。有料なせいもあるのでしょう、「いやいや連れて来られた風のお父さん」は殆どいません。皆様、熱心にご覧になり、また次々と食器をお求めになっておられました。
FC東京のホームゲームでも二世代、三世代のお客様は嬉しく思いますが、お上品な奥様とお嬢様という組み合わせは、微笑ましくも、ちょっと妬ましくもありました。ウチにも離れて暮らす娘がいるのです。
食器に疎いオヤジが女性ばかりを観ていた・・・・訳では勿論、ありません。私が好きなのは、テーブル・セッティングのコーナーです。セットには料理も無く、人間もいません。が、それをイメージしながら観るのです。
「ハロウィン」だったり、「母の日」、「七夕」、「傘寿」等テーマを決めて素晴らしい空間を作り出しています。洋の器や和の器を使ったオシャレで素敵なのですが、あまりにも隙がなく、高級レストラン、料亭風のものは、そんなに感動しません。
その食卓を囲む人間の笑顔が浮かぶものが好きなんです。私の妄想癖が炸裂します。小悪魔的な女の子や、幸福そうなママ、微笑むおばあちゃんがリアルに思い浮かぶと私も幸せになります。(あ、女性ばかりか)
ただ、作者の意識が強すぎるというか、凝り過ぎたしつらえと感じるものもあるのです。私の如き、素人がそう感じるのですから、難しいものなのだなあと思います。
素敵なのです。細部まで目が行きどいているのです。でも、何か息が詰まるというか、押しつけがましい、そこまでしないでよ、ちょっと鬱陶しいと受け手が感じてしまうことがあるようです。
「おもてなし」ってそういう、受け手側の自由さ、多少の(工学で言う)「遊び」が無いといけないなあと改めて気付かされました。
J1リーグの開幕もいよいよ近づいてきました。「おもてなし」というには、おこがましいので、私はあまり言いたくありませんが、ご来場されるお客様に少しでも快適に観戦いただけるよう、小さな工夫を積み重ねていこうと思います。
今シーズンも一緒に戦ってまいりましょう。