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クラブスタッフ日記

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【荻原 慶一】社会の公共財へ

みなさま、こんにちは。ファシリティ事業部の荻原です。
年末を迎え、慌ただしい日々を送られていらっしゃるかと思います。私は先週からお世話になった商店会のみなさま等にご挨拶に伺っております。

先日、あるお店に伺った時、いつもは営業で外出しているご主人が珍しくおられました。東京ガスに関係される方で、古くから応援して下さっているのですが、お会いすると決まって苦言を頂戴するのです。ところが、今回は私の顔が疲れていたのか、逆に励まされてしまいました。
「でもさあ、FC東京も随分、世間で認知されたと思うよ。」約20年のクラブの歩みを、そう表現されました。それを聞いて、私の耳に10年近く前の元社長の声が突然、蘇ってきたのです。

「荻ちゃん、FC東京は社会の公共財だと思うか?」「そうだよな、まだまだだろ。俺はクラブを社会の公共財にしたいんだよ」
経済用語としての「公共財」は「非競合性」あるいは「非排除性」の少なくとも一方を有するものでしょうから、厳密に言えば、FC東京は永久に公共財に当てはまらないかもしれません。
「社会に無くてはならないもの」といったニュアンスだと、私は理解しています。あれから約10年が過ぎましたが、相変わらず「まだまだですね」と応えざるを得ないと思います。でも、先述のご主人のように、少しずつは進んでいるのでしょうか。

最近読んだ小説の舞台がブエノスアイレスでした。すると小説の大筋には関係ないのですが、ボカ・ジュニアーズとリーベル・プレートの一戦、「スーペルクラシコ」が登場しました。アルゼンチンを、ブエノスアイレスを描くのに、タンゴとともに、ボカ・ジュニアーズとリーベル・プレートもまた、必要な要素、不可欠な存在なのでしょう。

FC東京も東京に、日本にとって不可欠な存在、東京の文化を語る上で外せない存在、になっていきたいという野望を抱いています。一歩ずつ小さなことを積み重ねながら、努力していく所存です。

FC東京U-18は、高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 チャンピオンシップで悲願の初優勝を遂げました。日本クラブユースは4度優勝、Jユースは3度優勝しています。

FC東京U-15深川は、高円宮杯第29回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会でベスト8まで勝ち進んでおり、3年ぶり3回目の優勝を目指しています。日本クラブユースで優勝経験もあります。そう言えば、1989年から始まった高円宮杯においてU-18とU-15両方で優勝したのは、ヴェルディ、横浜FM、浦和、鹿島とFC東京の5クラブだけです。そして同一年に兄弟優勝、両方制覇したクラブは未だありません。偉業への挑戦です。

各世代において、皆から、社会から目標とされるクラブでありたいです。

あー、それでもやっぱり・・・・・トップチームのJ1リーグでの優勝が公共財への道では必須です・・・・よね。私ごときは、その部分には全く貢献できませんが、自身の担当する業務において社会に認められるよう頑張ってまいります。クラブ全体につきまして、引き続きみなさまの応援をお願い申し上げます。


(c)F.C.TOKYO