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クラブスタッフ日記

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【小林 伸樹】強く、愛されるチームをめざして

みなさまこんにちは。総合企画部の小林です。
先日土曜日のJ1vsG大阪戦、日曜日のJ3vsC大阪U-23戦を終え、今季のトップチーム公式戦全日程を終えました。

今季、みなさまのご期待に応えられなかったことに対し、クラブの一員として大変申し訳なく感じております。そのような中でも最後までご声援をいただき、本当にありがとうございました。

みなさまにとって今シーズンは複雑且つ様々な思いがあったかと思います。ある試合では前半の途中に憤慨して席を立って帰られる方がいたこともありました。帰り際に出口近くで厳しい口調でご意見をいただいたことも一度や二度ではありません。敗戦後、ゴール裏のゴミ回収をしている時に毎試合(お父さんと)応援に来てくれる男の子が泣きながら「今度は勝ってね。約束してね」と手を握られたこともありました。

気持ちは痛いほど分かっても「次は必ず…」としか言えず、何もできない自分に悶々としていた時期に、TOKYO MXの応援番組でファン・サポーターの方々に「(今のチーム状況にあって)スタジアムに来るモチベーションは?」とのインタビューをするコーナーを見る機会がありました。インタビューに対し、ある男性の方は「これ以上悪くなることはもうこの先ないでしょ。だからいつの日か『あんな時期もあったな…』と笑って昔話ができるように毎試合観に来るしかないんだよね」と苦笑いしながら答えていました。他にも(ポジティブなコメントしか使っていないのかもしれませんが)多くの方々が「何年も応援していればこういう年もあるよ。最後まで応援するよ!」と力強く話してくれるのを見ていたら涙が出てきました。このような考え方ばかりではないと思いますが、「悔しいのはみな同じ。ただ、まだ(色々な意味で)取り戻せる」と考えられるようになりました。

7試合も勝利から遠ざかっている中で迎えた先日土曜日のJ1最終戦。厳しい状況は変わっていませんでしたが、そこに集まっていただいたファン・サポーターのみなさまから色々とお声掛けをいただきました。2人のレジェンドのラストマッチを観る高揚感もあったと思います。今年への諦めがもちろん先行した上だと思いますが、多くの方から「来年は頼むよ!」と、何かを超えたような雰囲気の表情で仰っていただきました。それは翌日の駒沢でも同じでした。「クラブを愛してくれている方々が沢山いる…」と感じました。

2試合を通じて石川選手が見せてくれたもの…。彼のプレーを観て、何か我々が忘れていたものを教えてくれたような気がしました。
石川選手から(オフィシャルホームページの特設ページ上で)みなさまに向けたメッセージに「ワクワクしながら『こういう選手を見たいんだ』『こういうクラブが見たいんだ』という気持ちを持って、スタジアムに集まってもらえるように…」とありましたが、この2試合は久しぶりにそんな気持ちにさせてくれるスタジアムの雰囲気になっていたように感じています。

クラブ創設以来、変わらず使い続けてきた理念に近い言葉に「強く、愛されるチームをめざして」があります。来年はクラブ創設20周年を迎えます。もう一度、クラブがこれまで築き上げてきた、大切にしてきたものを思い返し、本当に強く、そして愛されるクラブになるために、強い決意を持って新たなシーズンに臨んでいきたいと思います。

今シーズンも1年間、最後までご声援いただき、ありがとうございました!


(c)F.C.TOKYO